モバイルデバイスでの利用が注目されているiotとm2mの違いについて
iotとm2mは様々な分野で活用されている技術です。しかし実際にどのような違いがあるのかについて、明確に理解していない人も多くいます。そこでiotとm2mの違いについて紹介をしていきます。
iotは物が通信をするものですが、そこで完結するわけではありません。ネットワークを通じて様々な情報を収集する仕組みがiotなのです。例えばあるセンサーを通じて得た情報を別な場所に届けることはiotになります。
これに対してm2mは、情報のやり取りをするのはあくまでもデバイス同士という違いがあるのです。
Aというデバイスが得た情報をネットワーク経由でBというデバイスが受け取ります。これによってAからの情報を元にBはその情報を蓄えて、別な処理をすることに使います。
この仕組みだけを見ると、iotとm2mには大きな違いがないように見えますが、それは間違いです。iotは情報を得るための仕組みですが、m2mではその情報は閉じたシステム内で活用するようになっています。
またiotはデバイス間で情報のやり取りをするものであり、その中にはm2mで処理された情報を含まれています。つまりm2mでやり取りしているデータを、iotでチェックできるようになるわけです。
どちらが上位なのかというものではなく外部か内部かの違いによるものですが、iotとm2mは似ているようで別なものであり、それぞれの仕組みで連携することができます。この2つを活用することによって、ネットワークを使ったシステムはさらに多くの可能性を得られるようになります。
モバイルデバイスを使ってiotやm2mを使えるようにすることで、ネットワークを使った仕組みはさらに応用が利くようになります。しかしそのためには、それぞれのシステムの特徴を知り、それらを最大限に活用できる仕組みを作る必要があるのです。便利なためデバイスの数も膨大となり、それに伴い膨れていく料金も無視できません。コストを抑えるならば導入が容易な割安な料金のbsimが多く知られています。
なんとなく同じようなものと考えている人もいますが、詳しく調べてみるとそれぞれ役割の異なる仕組みであることがわかるわけです。